厚生労働省が公共職業安定所(ハローワーク)における求人、求職、就職の状況をとりまとめた月例の「平成30年度1月 一般職業紹介状況」を公表しました。
有効求人倍率:1.59倍(前月比同水準)
新規求人倍率:2.34倍(同0.04ポイント減)
正社員の有効求人倍率(季節調整値)は1.07倍となり、前月と同水準となり、1月の有効求人は前月に比べ0.6%減となり、有効求職者(同)は前月に比べ1.2%減となりました。
1月の新規求人(原数値)は前年同月と比較すると2.3%増となりました。これを産業別にみると、製造業(8.0%増)、教育,学習支援業(4.9%増)、運輸業,郵便業(3.9%増)、医療,福祉(3.1%増)、建設業(2.4%増)などで増加となり、卸売業,小売業(0.1%減)、生活関連サービス業,娯楽業(0.6%減)、学術研究,専門・技術サービス業(6.5%減)などで減少となりました。都道府県別の有効求人倍率をみると、就業地別では、最高は富山県の2.16倍、最低は北海道と高知県の1.26倍、受理地別では、最高は東京都の2.08倍、最低は沖縄県の1.17倍となりました。
出典:厚生労働省
平成30年1月 労働力調査(総務省統計局)
完全失業率:2.4%(前月比0.3%減)
完全失業者数159万人(前年同月比38万人減、92カ月連続の減少)
出典:総務省統計局