厚生労働省が平成29 年「賃金構造基本統計調査」を公表しました。
「賃金構造基本統計調査」は労働者の賃金の実態を、雇用形態、就業形態、職種、性、年齢、学歴、勤続年数、経験年数別等に明らかにすることを目的として、調査を実施しています。
集計対象は、10人以上の常用労働者を雇用する全国の民間66,260事業所(有効回答数49,541事業所)。
男女計の賃金は304,300 円(前年比0.1%増)、男性では335,500 円(同0.1%増)、女性では246,100円(同0.6%増)で女性の賃金は過去最高でした。
男女間賃金格差(男性=100)は、比較可能な昭和51 年調査以降で過去最小の73.4 となっています。
短時間労働者の賃金は、男女計1,096円(前年比2.0%増)、男性1,154円(同1.8%増)、女性1,074 円(同1.9%増)でいずれも過去最高となっています。
出典:厚生労働省